1009 娼年

夏くらいから松坂桃李がじわじわ気になっている。
流浪の月の文がめちゃくちゃハマり役だったからだ。
その後虎狼の血を狂ったように見て、過去作品を見ている。

元々、ラジオでのいわゆる神回を聴いてから、生活していて息苦しさを感じると、神回の松坂桃李のことを思い出しては、なんとなく気が楽になったりしてた。
今日は同居人が外出で抜けたタイミングで、アマプラで娼年を観た。
もともと小説の感想を母の友だちから聞いていて、「とても感動した!もう少し大きくなったらあなたも読んでごらん」と当時言われたことがある。
そんな話忘れた社会人になった頃、駅前で松坂桃李のどデカい娼年のポスターを見つけて、濡れ場が苦手だから当時は映画館に足を運ばなかったけど、今はアマプラがあり、苦手なところを適度にスキップできるから見てみた…!
女はとか男はとか、分類わけして整理するように人と接していたら、本当の意味で人とは触れ合えなくて、物語の中で仕事を通して主人公の領くんが1人の人として個人と向き合うことを学んでる感じがした。
私もそうだったなとか思うことがすごくあったな。仕事始める前の領くんの感じ、恋人に凄く似てるなぁと思った。
一緒に住んで一年以上経つけど、まだ核の部分には触れられてない気がする。
私も怖いのかな。人の深いところにそっと触れて寄り添える人になりたいなと思った。

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